【新元号決定】 令和 2019年4月1日に発表された新元号について 

2019年4月1日11時30分に菅官房長官から新元号が発表された。


【ノーカット】菅官房長官が新元号「令和」を発表 安倍首相は談話を発表

 

30年と4か月続いた今の【平成】時代は平成天皇の2019年4月30日をもっての退位ということで幕を閉じるのだ。そして翌日皇太子さまが【令和天皇】として即位になられる。この【令和】という元号

2019年5月1日から施行される

 

天皇の退位というのは実に200年ぶりのことで明治時代以降初めての天皇の退位ということになる。

 

これに基づいて、天皇陛下上皇(じょうこう),皇后さまは上皇后(じょうこうごう)となられる。上皇后というのは今回歴史上はじめて使われたものとなる。

 

ところで今回発表となった【令和】という元号についてだが、私自身最初に聞いたとき、非常にかっこよくて響きの良い名前だなと思った。

元号の制定について政府は、

●国民にとって良い意味●漢字2文字●誰でも読める読みやすい漢字●書きやすい漢字●今までに使われたことのないおくり名●俗用されていないもの

 

という6つの要件を基にして考えているが【令和】はいずれも満たしている良いものであるなと思う。

 

冒頭の菅官房長官の説明にもあるように【令和】は日本最古の歌集である「万葉集」から引用されたものであるとしている。

万葉集」に収録されている梅の花の歌、三十二首の序文

【初春の令月にして気淤く風和ぎ梅は鏡前の粉を披き蘭ははいごの香を薫らす】

から引用された。

 

【昭和】も【平成】もこれまでの元号ほとんどが中国の古典の引用による典拠であったが今回初めて日本の古典物から引用された。

 

私は今回、非常に多くの人が予想されていた【安】という漢字が入ると予想していたが奇しくも入らなった。。。

まぁこの漢字自体 家かんむりに女という漢字の成り立ちをしているから女性が社会進出することを推進しているこのご時世の社会的風潮の中ではふさわしくない漢字なのかもしれない。

 

また、現在の内閣総理大臣安倍晋三さんであるから1国の首相である人物の名前の1字をとるのには政治的によろしくない事情があったのかもしれない。。。

 

いずれにしても【令和】という元号は非常に気に入っているし、慣れないところもあるが1か月後には普通に違和感なく使っているかもしれない。

しかし、平成という時代に生まれた私にとって元号が変わるというのは初めての体験であるからなんだか変な感じだ。

 

これから何年続いていくかわからない新時代【令和】であるがこの時代の次の新しい元号も今回のように予想したりして未来に希望を持った生活を送っていられるように私自身も頑張っていきたいと思う出来事だった。